まだまだ続く腎臓徴候

まだまだ続く、秋の腎臓徴候

こんちは、横浜市で整体をやっている、馬場整体院(馬場接骨院)です。

前回のブログで10月は腎臓の疲れる季節!
と書きましたが、11月に入ってもまだまだ、

腎臓メジャーの症状を訴える方はたくさんいらっしゃいました。

その1例を紹介します。
38歳、主婦Tさん。
5年ぶりに来てくださった方です。
めまいと、左半身全体(足~頭部まで)の感覚がおかしく朦朧とする。
と訴えて、11月5日に当院へ来院。

半年前に同症状をはじめて発症し、脳神経外科でMRI検査を受け、異常なしとの診断。
原因不明のまま、治療法もなく様子を見ていると、一ヶ月程で、症状は緩和される。
症状が和らいだ状態が続いていたが、一ヶ月前から症状は半年前より悪化。それがここ数日更にひどくなり、
当院へ来院。

これ怖い症状ですよね!
普通は脳疾患を疑います。
これは主訴ですが、その他に、

全身疲労。
肩こり、腰痛。
睡眠不足。
蓄膿症。
手足の酷い冷え。
足のむくみ。
がありました。

検査をすると、
手足の冷えが酷く、
側頭骨が、ガチガチにかたくなっている。
脳圧が高く、一次呼吸も小刻みで、極端に浅い状態です。
肺呼吸も浅い。
胸郭も硬い。
身体の状態が悪すぎます。
まずは体力を上げ、身体の状態を健康に近付けてあげなければなりません。

Tさんを健康にするには、最初にどこを治療すればよいか?
急性問題はどこなのか?
検査をします。
すると、腎臓でした。

仮説として、
11月には行ってから朝寒くて、昼は暖かい。日中の温度差が大きく、この気温差が腎臓を疲れさせます。
脳は腎臓に負担をかけさせまい。とし、熱を放散させる為、冷えが酷くなる。
血液の濾過業務を請け負う腎が疲れていて、濾過が上手に行われていない。
濾過がうまく行かない為、肝臓の解毒業務に負担がかかる。
肝臓がしっかり解毒できていない為、心臓に負担がかかる。
肝臓、腎臓、心臓という循環器がつかれ、体全体の水の流れが悪い為、
足がむくみ、内耳の循環も悪くなり、めまいがおこる。
と考え、1回目の治療に入りました。
まずは腎臓の位置異常を正します。
下垂している横隔膜を緩めます。
そして、腎臓、横隔膜と筋膜で繋がっている大腰筋を緩めます。
この時点で呼吸は深くなっていました。
頭を触ると、側頭骨は軟らかくなってきていました。
次に肝臓を調整。胆汁が流れ、回盲弁の動きも感じました。
心臓も調整すべきかと考えましたが、体力面を考慮し、
その日は、側頭骨、前頭骨、を整え終了としました。
治療後は、めまいと、左半身全体の違和感は、全くなくなりました。
そして、脳脊髄液が流れ、頭は軽く小さくなっていました。
頭が小さくなったのはTさんも触ってはっきりとわかったようで、びっくりしていました。
治療で僕が大切にしていることは、やりすぎないこと。
特にTさんの様に状態の悪い方に刺激を与えすぎては体力を奪うだけでなく、
逆効果にもなりかねません。
心臓や後頭骨、蝶形骨他も調整したくもなりましたが、触らず正解だったかと感じています。
今日は心臓の治療は必要か?
今日は精神の治療は必要か?
治療家がやりたいからといって、やるべきではありません。
やってはいけない時もあります。
決めるのは患者さんの身体です。
常に患者さんの利益を考えて業に臨んでいます。
また症例を報告させて頂きます。
あなたの健康管理のお役に立てれば、嬉しいです。
221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町1-2-4神谷ビル301
馬場整体院(馬場接骨院)

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