隠れ貧血

こんにちは、横浜市で、整体をやっています。
馬場整体院の馬場佳志です。
今回は鉄のお話です。

栄養学では鉄は、不足状態が多いが、正しく評価されていない。

理解されていない栄養素の筆頭。

と考えられているようです。
年が明けてから、この寒波のせいで気圧の変動もあり、めまいなどの症状を訴える方が急増しました。
過去に経験したことのないひどい頭痛で、頭部 MRI、CTを受けたが異常はない。
でも、頭痛がひどくとても会社へ行ける状態じゃない。
という方が2人(一人は初めての方)来られました。
現在メニエール病の方は6人ほど通っていただいていますが、
うち二人は雪が降った日の前後に、軽度ですが症状は悪化しました。
今年に入ってから、頭痛、めまい、耳の閉そく感を訴える方を10人以上診ましたが、全員に共通していたこと。
それは脳圧が上がっていたことです。
これは、以前のブログで脳脊髄液について書きましたが、脳せき髄液の循環が悪いために起きていた症状です。
               ↓
             脳脊髄液
 
寒波と低気圧が原因と考えられます。
低気圧のせいで体は膨張します。
飛行機に乗る前に買ったポテトチップスは、空の上ではパンパンになって膨張します。
気圧のせいなのです。
人の体も同じ。
脳圧が上がった状態は、
体力があれば自力で治せます。しかし、体の状態が悪いと、我々専門家が手を加えないと治ってきません。
この状態を薬では治せません。
今年に入ってから上記症状を訴えていた方、全員その場で症状は軽減しました。
全員の脳圧を確実に下げました。
病院や、 一般の院ではできないことですが、私の得意分野です。
また、これらの症状には、脳圧の他、脳の栄養不足が大きく関っています。
例えば鉄
鉄不足により起こる症状

肩こり、頭痛、めまい、少しぶつけただけで、
アザができる、イライラする、うつ症状、注意力低下、不眠、その他まだまだ、たくさんの症状があります。

医師免許を持たない僕がこんなことを書いても、知ったかぶりをするなと思われたり、説得力がなかったりしますが、
これは、分子栄養学を学んだ時、
実際に栄養療法をされていて、数多くの難病の方を救われた新宿溝口クリニックの医師、
溝口徹先生から直接学んだことです。
栄養療法は、一般医学とは別方向から体を見る、一般医学とは別の学問。といっても過言ではありません。
 
そもそも目的が違うのです。症状を抑えることと、治すことは別のことなのです。
細菌感染に対しての抗生剤は治すための物ですが基本的に薬は症状を抑えるもの。
 
病院の治療は基本的には、症状を抑えるものであり、(例外もあります)治すものではありません。
栄養療法は治すためのもの。目的が違うのです。
 
我々の業界も圧倒的に多いのが症状を抑えるための整体院、整骨院です。
栄養療法は、変わり者の私の考えと似ていて、とても奥が深いです。
 
私は日本で最初に栄養療法のクリニックを開いた新宿溝口クリニックの溝口徹先生と、
田町アイシークリニック 野口勇人先生から、分子栄養学を学びました。
以下も溝口先生から学んだことです。

例えば、実際に、うつ症状、イライラ、不眠に苦しみ始め病院を受診する際、普通であれば、心療内科、精神科を選ぶと思います。
しかし、心療内科の医師が立ちくらみや、うつ症状を診断する際、ヘモグロビンの数値が正常であれば、鉄の問題で上記症状は出ない。

そう考えているそうです。

パニック障害について、
溝口徹先生の著書に以下の通り記載がありました。

パニック障害という、医学的タイトルをつけるには、
動悸、発汗、身震いなど13個の症状のうち4つ以上が突然現れ、10分以内にピークに達したら、そう診断すべし。

とあるそうです。
しかし。その13症状のうちのいくつもが、鉄欠乏の症状と重なっています。

それなら当然、鉄欠乏が有るかどうかのチェックが必要でしょうが、
実際には行われていないのが、現状だそうです。

溝口徹先生著
うつは食べ物が原因だった
より抜粋

人の心は脳内の神経伝達物質により変化します。
その神経伝達物質を作るのには、鉄が必要になってきます。

興奮系としては、
ノルアドレナリン、ドーパミン、アケチルコリン他

抑制系では、
GABA


調整系では、
セロトニン

が、神経伝達物質として、脳内に存在しています。
この3系統の、バランスがとれている状態が、心穏やか。精神的に安定している状態です。

鉄は、この3系統の神経伝達物質を作る為、補酵素として働きます。
鉄欠乏は、3系統の神経伝達物質バランスを崩します。

鉄は、血液の中を流れる血清鉄と、
肝臓や他の臓器に蓄えられている貯蔵鉄=フェリチン
があります。

ここからが大切なことですが、
鉄欠乏の状態を把握する上で、フェリチンはとても重要です。
血清鉄や、ヘモグロビンが正常値でも、フェリチンの不足で色々な症状が出て来るからです。

鉄は妊活、出産するためにも、とても大切な栄養素です。
妊娠から出産までに必要な鉄は500ミリと言われています。
フェリチンに換算すると60ミリ
とても大切なので、妊活やメンタル系の方には必ず計ってもらっていますが、女性のほとんどの方は、フェリチンは60未満です。
60未満は、明らかに貧血です。
40以下では妊娠を許可しない病院もあります。
フェリチンは100以上が理想値です。

低フェリチン状態での妊娠、出産は産後うつ病の原因になりますし、生まれてくる子供の状態が悪くなると言われています。
それほど、鉄欠乏状態=低フェリチン値での妊娠は危険なのです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、母体からガッツリと鉄をもらいフェリチンの値は180くらいだそうです。それが生後半年では10以下になるそうです。
鉄不足のお母さんから生まれた赤ちゃんは、生後早急な鉄の補充が必要になってきます。

僕は医師ではないので、フェリチンが高いとか低いとかは患者さんに言っていませんよ。(笑)
サプリメントのアドバイスもできないので、レバーを食べると妊娠しやすくなるかも?
と患者さんに聞こえるよう独り言を言いました。
(笑)
なんだか、へんてこな法律がいっぱいありますね!
 
今年に入って立ちくらみを訴えて来られた方の一人の症状経過ですが、
私は、脳の栄養不足を疑いながら治療を始めました。
2度治療させていただき、栄養問題が色濃く出てきました。
表面的な問題を取り除いてゆくと、根本問題に近付いてゆきます。
栄養問題が色濃くなってきました。
その為血液データを見せて頂きました。

すると、ヘマトクリットを赤血球数で割り、
算出するMCVが88

低値です。鉄不足の疑いあり。

AST 17、ALT 14
ビタミンB群の不足です。

血清鉄も、フェリチンもデータにはありませんでした。

ここで変だ
と感じました。

ビタミンB群が不足していればMCVは高いはずです。
それでも低い=かなりの鉄欠乏


隠れ鉄欠乏?隠れ貧血?

MCV 88は、偽りの数値と考えました。
たまたま、MCVの大きさを決める上で働く栄養素。
MCVを大きくする鉄と、小さくするビタミンB群。
拮抗する栄養素が同時に不足している為、MCVはやや小さい。
で済んでいた。

これは僕の仮説です。

数値には、それを上げる因子と、下げる因子が必ず存在します。

栄養状態が悪く、数値を上げる因子と、下げる因子が拮抗していれば、MCVは、理想値になることもあります。

この方は鉄とフェリチンの検査が必要です。

僕は医師ではないので、血液データを見せてもらって、
鉄が不足です。サプリメントで補いましょう
とか、再検査が必要とは、言えませんので、

なんか、栄養不足っぽいので、鶏レバーとかたくさん食べると元気が出そうですね

と言っておきました。(笑)

この方は来週いらっしゃいますので、経過はまた書きます。

怖いのは、この方の場合は
AST、ALT、MCVも基準値内です。
しかし、明らかに理想値ではありません。

基準値とは、病気である可能性が低いだけです。
そして、基準値の決め方を知ったら、皆さんもいかにいい加減で当てにならないものかをわかると思います。

基準は検査会社により、その数値が違うのです。
ある病院でフェリチンを計り異常なし、と言われても、
別の病院では、同じ数値で異常有り
と出るのです。

会社の健康診断で全ての項目が基準値内に有り、異常なし、
と出ても、喜んではいられません。
大きな問題が隠れていることは良くあるのです。

では、フェリチンの基準値はどのように決めているか?
これはまた今度書きます。
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