あけましておめでとうございます。横浜市の馬場整体院 馬場佳志です。
今日は魔法の薬ステロイドについてです。
当院では、アトピーや膠原病、前立腺炎などの患者さんが多くいらっしゃいます。
必然的に患者さんとの会話でステロイドのお話は毎日のように出てきます。
ステロイドは炎症を抑える魔法の薬。
劇的な抗炎症作用があります。
しかしその効果を考えると、作用と副作用は必ず比例します。
作用が強ければ、副作用も強いわけです。
天然ステロイドとは、色々と有りますが、
ここでは、人間の身体の副腎から出る、コルチゾールについて考えます。
コルチゾールは炎症を抑えるだけではなく、
血糖を上げる為に分泌されたり、ストレスから身体を守るためにも分泌されます。
ストレスが長い期間続くと、コルチゾールの分泌量は多くなり、副腎は疲れてきます。
また、コルチゾールの量が多い状態が続くと免疫が低下し、風邪を引きやすくなります。
ストレスのせいで風邪を引くというのは、こういう理由です。
さらにストレスが長期間に及ぶと、コルチゾールも底を突き、枯渇してきます。
アレルギーのある人は、ほとんどは副腎が疲れていて、コルチゾールの分泌が不足して、
炎症を抑えられていない状態です。
そういった場合、ステロイド(薬)を使うのはどうなのか?
病院で処方されるステロイド剤は、合成ホルモンですので、体内で作られるコルチゾールとは、同一構造ではありません。
そのため同じ機能ははたしません。
ステロイド剤は、天然のステロイドに比べ、最強のものでは17倍の強さです。
魔法の薬。
呼ばれるのはこのためです。
必要量を越えた摂取は、広範囲の副作用を招きます。
3日間ステロイド剤を使うだけでも、副腎が自力で正常にコルチゾールを作れるようになるまでに、
数日〜数週間を要します。
長期間に渡りステロイド剤を使えば、副腎機能が正常に回復するまで数年かかることもあります。
具体例を、考えてみます。
アトピーでかゆくて夜眠れない。
その場合はステロイド剤を使うべきか、否か?
僕は使っても良い。
と考えます。
医学とは、その治療法を天秤にかけ、リスクの少ない方を取るべき。
と考えています。
癌になり、手術をするリスク、しないリスク。
胃炎になり、ガスター10を飲むリスク、飲まないリスク。
そう考えると、
かゆみで眠れない。
ステロイドを塗らず我慢すると、
天然のコルチゾールが分泌され続けます。
すると、免疫が低下したり、睡眠障害を起こしたり、副腎疲労を起こしたりする原因にもなります。
塗り薬として、外から入れるステロイドより、内側からのステロイドの方が、身体を害することもあります。
ステロイド剤の常用は危険ですが、短期的で火事場の火消し役としての使用であれば、良いと考えています。
薬は乱用せず、上手に使うことが大切ですね。
副腎機能を正常に保つには、
疲労した副腎を元気に回復させるための、バランスの良い食事が大切です。
そして、自律神経を安定させることです。
当院は、自律神経の専門教育を受けた院です。
甘いものをやめられない。
アレルギーが治らない。
朝起きれない。
昼食後1〜2時間すると、眠くなる。
睡眠障害。
集中力がわかない。
うつっぽい。
などの症状が有れば、副腎疲労の疑いがあります。
1つでも当てはまれば、是非ご相談ください。
当院は、メールでの無料相談を受け付けております。
返答までには2~3日頂きますが、必ずお答えいたします。
なぜ、横浜の整体・馬場整体院の施術は、難病改善に有効なのか?
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